岸田首相がメンツにこだわった「ウクライナ訪問」 タイミングは良かったのか悪かったのか
意固地な首相
岸田文雄首相は3月21日、ウクライナを電撃訪問してゼレンスキー大統領と会談した。G7首脳でウクライナ訪問を果たしていないのは岸田文雄首相だけとなり、「どうしても5月のG7広島サミットまでに訪問したい」との首相の思いが実現した格好だが、なかなかの「産みの苦しみ」を感じさせる内容だった。
「G7の首脳の中でウクライナを訪問していないのは岸田首相だけになっており、いくらかの焦燥があったと思われます。5月のG7広島サミットまでに訪問することは否定しなかったことから、タイミングをいつにするかが課題になっていました」
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