「無期懲役では反省しない」死刑判決を受けた当事者の肉声 世界を取材をしてたどり着いた「死刑制度を残すべき理由」
野蛮で非人道的。死刑制度を廃止せよ。それが世界の潮流だという。だが、日本が「死刑があっても安全な国」であることは紛う方なき事実だ。外国からとやかく言われる筋合いがあるのだろうか。各国の現状を取材したジャーナリスト・宮下洋一による、死刑制度を巡る考察。
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「死刑になるのが当然」
「(死刑制度は)日本国民にはとても恥ずかしいこと」
相容れることのない死刑制度存置派と反対派、それぞれの思い。死刑の是非を巡る“正解”への糸口は、あるひとつの事件に潜んでいた――。...