東京新聞が報じて炎上の「カラス生食会」に現職国会議員も参加していた 主催者は「これからも食べ続けます」
副知事時代から参加していた現職国会議員
北國新聞の記事には、参加メンバーについて注目すべき記述もあった。
〈すごいのは参加者の面々。今月12日には、ひたちなか市長や副知事、教授、料理学校の校長まで、知的好奇心の塊のような方々が30人ほど集まっており……〉
ここに出てくる「副知事」とは、この後、茨城県選出の参議院議員になった自民党の上月(こうづき)良祐氏である。実は、上月氏はこの会の常連メンバーで、東京新聞が取材した2月10日の食事会にも夫婦で参加していた。いまも騒動を意に介することなく、同氏のブログには〈ブラックバードの会へ。嫁さん好みのジビエです〉と会場をバックに妻と一緒に写った写真が載っている。
上月氏に取材を申し込んだが、「会に参加したことは事実ですが、特にお話しすることはありません」とのことだった。
Aさんは今回ネット上で起きたバッシングについて、「食べたくなければ食べなければいいじゃないですか」と訴えた上で、こう本音をこぼす。
「参加するメンバーは、カラスってどんな味がするんだろうと好奇心で寄ってくる人たちです。ただ、スペースに限りがあるのでみんなを呼べない。何で呼んでくれないの?って恨み言のように言ってくる人の方が多いんです。だからなのか、今回、私たちを突いてきた人たちに対しても、本当は参加したいけど出来ないからなんじゃないの、って思ってしまうんです」