「佳子さま別居問題」に宮内庁内が心配する「皇室の理想像との乖離」

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思いがけない提案

 改修中の新居が完成したことを受け、3月末をメドに秋篠宮ご一家は引っ越し作業を続けられているが、佳子さまだけは仮の住まいに留まられる予定だという。佳子さまの「別居問題」などと言われるこの件について、皇室の理想像との乖離を指摘する声が宮内庁内部にはあるようだ。

 秋篠宮邸の改修工事は、令和へと元号が変わった2019年にスタート。足掛け4年にわたった工事は昨年11月に完了した。

「紀子さまの方針もあって、プライベートな部分はご一家で担うということになり、完成後すぐに引っ越しすることはありませんでした。建設費は隣接する赤坂東邸と合わせて約34億円で、仮の住まいの建設費は約9億円とされています」

 と、担当記者。

「この引っ越しを佳子さまが行わず、仮の住まいに留まる決断をされたことが宮内庁でも大きな話題となりました」(同)

 秋篠宮さまはご一家揃って引っ越すつもりでいらっしゃったようだが、佳子さまからあったのは思いがけない提案だったということだ。

悩ましい宮内庁

「佳子さまからは、とにかく引っ越しはしないという意思だけを伝えられたそうです。それ以外は黙して語られずと言うか、お気持ちを明かされない様子です。そもそも秋篠宮さまとのコミュニケーションはそう多くはなかったということですが、若干、溝を感じさせるやり取りだったようにも見受けられます」(同)

 佳子さまは昨年末に誕生日を迎え、28歳になられた。

「28歳の女性がひとり暮らしをすること自体、普通のことで何ら批判を浴びるようなものではないでしょう。実際、“新聞などの世論調査の対象になることはほぼないとは思いますが、仮に賛否を聞いたら佳子さまの行動への支持率はかなり高くなるのでは”と見る向きは宮内庁には多いですね。年頃の女性がひとり暮らしをしようとして、家庭内に波紋が広がるというのはホームドラマでもよく見る構図ですが、反対するほうが古い、というオチになるのが定型でしょう」(同)

 ただ、そこが宮内庁としては悩ましいところなのだという。

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