“理想の上司”ランキングで突如3位に…アンミカ人気を分析して浮び上るコト
モデル業の次は「学び」
それ以降も挑戦を続けた。今度は「学ぶ」ということに前向きになる。3歳で来日したので、韓国語が出来なかったことから、2002年から1年間、ソウル市の延世大学校韓国語学堂に留学する。その結果、母国語をマスターした。
学びはその後も続け、数々の資格を得た。漢方養生指導士、日本化粧品検定1級、珠算初段、秘書検定3級……。一般紙の朝刊は全て読む。言葉に説得力があるのは経験も知識もあるからだろう。
気がつくと、2世タレントブームは下火になっている。高学歴だけが売り物のタレントを嫌悪する風潮も生じている。
一方、泥水を飲まされるような青春期を送りながら、挫けず、自力で夢を実現させ、その後も慢心しなかったアンミカが、視聴者から待望視されている。
将来に明るさが見出しにくい時代だからこそ、たくましいアンミカが脚光を浴びるのだろう。ちなみに、くりぃむしちゅーの上田晋也(52)はアンミカを「人類最強」と評している。
時代によってベストセラーになる書籍の傾向は移り変わるが、求められるタレント像も変化する。
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