元総務省芸人が解説する“高市早苗文書バトル” 渦中の小西議員は恩人「困ったちゃんキャラで不器用な人」
かつての同僚の苦労を思うと…
一方の高市氏については、
「彼女のことはよく知らないんですが、“文書が捏造でなかったら大臣も議員も辞める”とガチンコで応じなくてもよかったのではと。“いまは総務大臣の職にないから答えられない”という具合に受け流していれば、ここまでの騒ぎにはならなかったと思うんですけど」
コニタンの“宣戦布告”から2週間以上が経過したいまも、事態の沈静化は遠そうだ。
「いまや僕と同世代の官僚たちは中間管理職。ただでさえ忙しいのに、自分と関係のないところで起きたゴタゴタの後始末を押し付けられている。最近も優秀なかつての同期が、そんな毎日に嫌気が差して退職しました。政治に巻き込まれてのゴタゴタ劇が、霞が関の宿命であることは僕も理解しているつもり。それでも後ろ向きな仕事が続くかつての同僚の苦労を思うと、ただ笑って見てはいられません」
お笑い芸人も眉をひそめる激論はいつまで――。