【舞いあがれ!】ようやく判明したオープニング映像に隠されていた「秘密」とは
五島編が「上の句」だったと思わせる点はほかにも
五島編が「上の句」だったと思わせる点はまだある。大学中退、航空会社の入社辞退など、舞が自分の意志をはっきりと主張するのも五島で培った個性だ。
五島に行くまでの舞は自分の気持ちを抑え込んでしまう性格で、だから発熱した。それが、ばんばの教えによって変わる。五島編の第9話だ。
「自分の気持ちも大事にせんば」(ばんば)
大学中退はIWAKURAの現社長であるお母ちゃん・めぐみ(永作博美・52)に猛反対されたが、舞は主張を曲げなかった。航空会社への入社辞退は悠人、幼なじみの看護師・望月久留美(山下美月・23)に止められ、柏木との別れにも繋がったが、やはり考えを変えなかった。
なぜ、舞は自分の主張を貫けたのか。それは失敗を恐れなかったからでもある。これも五島編でのばんばの教え。五島編の第8話だった。
「失敗ばすっとは、悪かこっちゃなか」(ばんば)
ちなみに、舞の現在の夫である幼なじみ・梅津貴司(赤楚衛二・29、齋藤絢永・12)に出したポストカードも、「上の句」のうちの1つと言っていいのではないか。
ポストカードの写真は五島の「大瀬埼灯台」で、それを貴司少年はしばらく凝視していた。第9話だった。仕事が嫌になって失踪した貴司が向かったのもこの灯台。第32話である。
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