【舞いあがれ!】ようやく判明したオープニング映像に隠されていた「秘密」とは
五島編は短歌の「上の句」だった
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」が大詰めを迎えた。脚本を担当した桑原亮子氏は31音に思いを凝縮する短歌の名手。脚本もまた計算し尽くされていた。
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桑原亮子氏の脚本が綿密に計算されたものであることが、あらためて裏付けられている。
長崎県五島列島編(五島編)の第10話。ヒロインの岩倉舞(福原遥・24、幼少期は浅田芭路・9)は線の細い小3の女児だった1994年、母方の祖母でばんばこと才津祥子(高畑淳子・68)から、こう教えられた。...