戦後の混乱期にバレエに情熱を注いだ人々が 話題のドキュメンタリー映画の舞台裏

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「戦後間もない混乱期の日本にバレエに情熱を注いだ人たちがいた。その姿や想いを、いまを生きる人々に伝えたいと思ったんです」

 と言うのは、テレビ番組やコンテンツ制作などを手がける、TBSスパークルに所属する宮武由衣監督だ。最新作のドキュメント作品「東京SWAN 1946~戦後の奇跡『白鳥の湖』全幕日本初演~」が、3月17日に東京から開幕するTBSドキュメンタリー映画祭に出品され、早くも話題を集めている。

「企画は2~3年ほど温めていて。以前にNHKで、バレエ団を支援する企業の担当者を描いたドラマを制作した際、“日本のバレエ史を理解しないと地に足が着いた作品にならない”と感じた。...

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