“捏造”主張の高市大臣に更なる災難が 地元を維新に奪われる?
安倍さんという下駄
奈良選出の高市氏にとっての天王山は4月に投開票が行われる県知事選だ。地元記者によれば、
「高市さんは総務相時代の元秘書官だった総務官僚の平木省氏を擁立しました。ところが、現職の荒井正吾知事が出馬を表明してしまい、保守分裂選挙となってしまったのです。日本維新の会の公認候補まで加わり三つ巴の戦いとなっています」
3月上旬の自民党の世論調査では維新の候補がトップ。約5ポイント差で平木氏が追う。地元を維新に奪われた日にはこれほどの赤っ恥はなかろう。
「候補を一本化できないのは、高市さんにとって大ダメージですね」
とは政治アナリストの伊藤惇夫氏。
「文書の内容が本物なら辞職を求める声は高まるでしょう。擁護する議員も党内にいないのではないでしょうか。結局、彼女は“安倍さんという下駄が脱げて転んでしまった”のです。唯一の後ろ盾が安倍さんで、それを自分の実力と勘違いしていたのかもしれません」
災難をものともしないのが本当の総理候補のはずだが、さて――。
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