ダルビッシュを脱皮させた“栄養オタク”な妻・聖子 「専用カレー」まで用意
WBC優勝に向けた重責を担う投手陣の主軸を支えるのは、女房役のキャッチャーだけではない。正真正銘、本物の女房が注文の多い亭主の要望を見事にさばき、心身のコンディションを整えていたのである。
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【写真を見る】妻・聖子さん(42)との仲むつまじい2ショット
栗山英樹監督(61)が集めた日本代表は二刀流の大谷翔平(28)をはじめ、日本最速165キロの速球を武器とする佐々木朗希(21)、史上最年少三冠王の村上宗隆(23)など多士済々だ。
「今月8日に開幕したWBCで3大会ぶりの優勝を狙うのに十分な陣容です」
とは、さるスポーツ紙の記者。なかでも大きな期待がかかるのは先発ローテーションの要、ダルビッシュ有(36)で、
「今や“侍ジャパン”は“ダルジャパン”の様相を呈しています。特に、若手はコーチよりダルの言葉に耳を傾けている。彼は毎朝7時ごろからグラウンドへ出てキャッチボールを始めるし、休日返上で練習します。先輩がそんな姿勢なので、他の投手陣も眠い目をこすりながらトレーニングに参加する。かつてのイチローのように、良い意味でも悪い意味でも完全にダルが精神的にチームを支配しています」(同)
逆に言えばこれが気がかりな点に。ダルの好不調がチーム全体の行方を左右しかねないのだ。
前夫との子供を含む5人を養育
もっとも、日ハムの新人時代に未成年の身で喫煙騒動を起こした彼も今や、立派なベテラン投手。そんなふうに彼を一皮も二皮もむけた堂々たる存在に仕立て、サポートしてきたのが、妻の聖子(42)である。
「ダルは2007年にモデルの紗栄子(36)と結婚し、2人の男児を儲けましたが、12年に離婚しました。その後、交際したのが元女子レスリング選手の山本聖子。15年に彼女は未婚のまま男児を産み、翌年に入籍。17年に男児、19年には女児、22年にも男児を出産しています。また、聖子もバツイチで、ハンドボール選手との間にできた男児も4人の子どもたちと育てています」(同)
母親業だけでも大変そうなのだが、
「彼女のブログを読むと、とにかくダルをかいがいしく世話している様子が見てとれます。たとえば夫の注文に応じて、トマトの皮は湯むきする。また、玉ねぎは使用せずに野菜はじゃがいもだけなんてカレーまで作らされていて、“主人専用カレー”と名付けています」(同)
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