設定は陳腐なのに泣ける「100万回 言えばよかった」 コメディーとサスペンスがベストバランス!

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 ああ、要は「ゴースト」ね。松ケンはウーピー・ゴールドバーグの立ち位置なのね。んでもって、TBS金曜枠のちょいとサスペンスなやつね。手垢のついた設定と思って軽い気持ちで観始めたら、うっかり涙腺刺激スイッチ入りまくりで、井上真央の泣き顔にすっかりやられている。設定は陳腐でも、役者の力量って大事だわぁと痛感しているのが「100万回 言えばよかった」である。「妻、小学生になる。」同様、TBSの「成仏できない」シリーズにはそそるものがある。

 真央が演じる主人公は美容師。...

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