還暦を越えて保育士に、漁師やタクシー運転手も 元プロ野球選手が語る“意外過ぎる”第二の人生に迫る

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 前回に続いて元プロ野球選手のさまざまな人生模様を追う特別読物。現役を退き、指導者になって初めて目の当たりにした世界の陰影や、新たな仕事への挑戦と日々の苦悩、喜びを、四人の男たちがノンフィクション・ライターの西所正道氏によるインタビューで語った。

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 2度の首位打者に輝いた元広島・正田耕三(61)は、1月、大きなバッグを持って東京駅に現れた。

「これから都内でプロ野球選手会の仕事があって、その後は山口県に行くんです。過疎地で野球を頑張っている15人ほどの小・中学生を教えるために。...

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