合言葉は「ゴーンを取り戻せ」 検察の五輪汚職事件の最終目的地

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特捜部の電撃捜査

 東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件は、大会組織委員会元理事・高橋治之被告を受託収賄罪で4度起訴した特捜検察。一方で、組織委運営局の元次長らを独占禁止法違反で逮捕した。今後の捜査はどこへ向かうのか。その行方とレバノンに逃亡中のカルロス・ゴーン被告の奪還とが密接に絡んでいるという。

「東京地検特捜部が捜査を手掛ける以上、そして元特捜部長で東京地検次席検事の森本宏氏が実質的な捜査を担っていることから、高橋被告だけでは終わらない、大物政治家がターゲットになっているはずだとまことしやかに語られてきましたが、現状、政治家の検挙はなさそうな気配です」
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