“暴力反社飲み会”参加の「オコエ瑠偉」に開幕スタメン入りが急浮上 球団首脳陣からの「次はないから」で尻に火がついたか

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 昨年、現役ドラフトで楽天から巨人に移籍したオコエ瑠偉外野手(25)が、目下絶好調だ。キャンプ中の打率は4割を超え、さらには4盗塁を決めて俊足も披露した。楽天時代とは見違えるほどの活躍ぶりで、開幕1軍入りする可能性も急浮上しているそうだが、その背景には、昨年末にオコエが参加した“暴力反社飲み会”の影響があるという――。

まさに絶好調

 スポーツ紙記者が言う。

「今年の巨人の春季キャンプは、12球団最長の33日間に及ぶものでしたが、オコエは一度も離脱することなく、全日程をこなしました。楽天時代の昨年は膝、一昨年は左手首を手術した影響で、キャンプで思うように鍛錬を積めなかった。キャンプの完全参加は、実に3年ぶりとなりました」

 中身も充実そのものといった具合で、

「実戦では、9試合で22打数10安打。実に4割5分5厘と驚異的な打率を誇り、7試合連続安打も記録しました。練習中に原監督が称賛するシーンもあり、状態はまさに絶好調といった感じで、キャンプを終えています。8月に1軍昇格を果たした、昨季23本塁打のアダム・ウォーカーとの左翼レギュラー争いにも注目が集まっている」

 3月7日に都内で行われた、巨人軍を応援する財界人の集い「燦燦会(さんさんかい)」(会長はキヤノン代表取締役会長兼社長CEOの御手洗冨士夫氏)の総会には、ナベツネこと、あの渡辺恒雄氏(96)が車いすで登場。スピーチの中で、オコエの名前を挙げたという。

ナベツネも激賞

「渡辺氏は、“オープン戦を見ると、楽天から移籍してこられたオコエ瑠偉君、ソフトバンクから移籍してこられた松田宣浩君、投手では育成契約の横川凱君をはじめ、今年は調子がいいと思ってますから”と、いの一番にオコエの名を挙げ、激賞したのです。開幕1軍の可能性はかなり高いのではないかと見られています」

 高校時代はスター選手としてもてはやされ、甲子園でも大活躍。鳴り物入りで楽天入りするも、失礼ながらこれまで、鳴かず飛ばずだったオコエ選手。そんな彼が、なぜプロ8年目の今になって、覚醒しようとしているのか――。その背景には、“あの一件”で、球団から受けたかなり強い“叱責”があったという。

 球団関係者が言う。

「今年1月に週刊新潮が、暴力団関係者が主催する宴会に、オコエ選手が参加し、5時間にわたって滞在したことを、証拠写真付きで報じました。オコエ選手はその宴席の場で、バッティングフォームまで披露し、終始笑顔で過ごしている様子でした」

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