最速158キロ 「山下舜平大」も生みだした、オリックス“高卒育成プログラム”

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“次世代の戦力”を作り、備える

 オリックスは今、高卒投手が着実に育ち、チームの主力として活躍する「育成型」のチームになったと言えるだろう。

 3月のWBCに出場する日本代表に選出された24歳の山本由伸(宮崎・都城高)と21歳の左腕・宮城大弥(沖縄・興南高)、球団日本人史上最速の160キロをマークしたセットアッパー右腕で、山本と同期の24歳・山崎颯一郎(福井・敦賀気比高)らが代表的な存在だ。

 山本と宮城は、ともに1年目はファームでシーズンの大半を過ごし、シーズン終盤になって1軍で“試運転”。...

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