WBCの“世紀の誤審”だけではなかった…「世界の王貞治」渾身の猛抗議

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“疑惑の判定”に怒りを爆発

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月8日に開幕した。連日の熱戦の速報とともに、懐かしい過去の大会の名場面も再びクローズアップされている。【久保田龍雄/ライター】

 そんななかで、2006年の第1回大会2次ラウンド、日本対米国で、8回の西岡剛のホームインが、「(タッチアップの)離塁が早い」として覆された直後、王貞治監督が口角泡を飛ばして猛抗議を行ったシーンは、今も多くのファンの脳裏に焼き付いている。

 ふだんは温厚なイメージの強い王監督だが、グラウンド上では激しい一面を披露することも少なからずあり、ソフトバンク監督時代にも何度となく猛抗議を行っている。...

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