メーガン&ヘンリーを激怒させた米アニメの“過激シーン” 視聴者から拍手喝采の理由は?

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 王室離脱に始まり、TV番組でのインタビュー、そして自伝出版――。彼らが何かアクションを起こすたびに、世間の眼は厳しさを増していった。そして今、過激描写がウリの米国アニメが二人を辛辣に描いた結果、視聴者からは拍手喝采が巻き起こっているのだという。

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「サウスパーク」といえば、アメリカのケーブルテレビチャンネルで1997年から放映されているアニメである。

「これまでにエミー賞を5回も受賞しています。ウリは過激な描写や社会風刺で、過去にはトランプ前大統領もやり玉に挙げられました」(米国事情に詳しいライター)

 そのアニメがさる2月15日に俎上に載せたのがメーガン(41)&ヘンリー(38)婦唱夫随カップルである。

「彼らは番組内で、自分たちへの関心を引きながら、プライバシーを声高に要求するカナダの王子と王女のカップルとして描かれており、SNSを中心に大きな話題を呼んでいます」(同)

ニヤリとしてしまう皮肉

 特に、思わずニヤリとさせられるのが以下のくだりだろう。

 夫妻が「グッド・モーニング・カナダ」という朝のテレビ番組に出演。“プライバシーが欲しい”と書かれたプラカードを掲げて、その言葉をシュプレヒコールよろしく叫びながらスタジオに入って来る。

 番組の司会者が「ジャーナリストはお嫌いですか」と尋ねると、王子は「その通りです」と回答。しかし司会者は、王子がジャーナリストは嫌いだと主張する一方で、新著『Waaagh』(自伝『SPARE』のパロディ)では王室について書いている点を指摘し、自身もジャーナリストになったのではないかと王子に詰め寄るのである。

 王子は「私たちは、ただ普通の人になりたいだけなんです」と弁明し、王女も「こんなふうにすべてが注目の的になることはとても辛い」と語る。だが、司会者は「あなたのインスタグラム好きでビッチな(訳注「むかつく」)妻は、実はプライバシーを望んでいないと言う人がいるかもしれません」となお迫る。

 ついに王子は激怒し、「私のインスタグラム好きでビッチな妻は、常にプライバシーを望んできた!」と叫び、妻とスタジオを飛び出していく――。

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