「ガイドライン」に服従してしまう日本人 「法律ではないから従わない」でいいハズが(中川淳一郎)
「文科省のガイドラインに従っています」「国交省・厚労省によるガイドラインがないと困ります」──これらは新型コロナ騒動以降、教育委員会や学校、そして各種公共交通機関・商業施設で散々言われてきた「感染対策」への意見・要望です。
今回はこの「ガイドライン」という言葉について考えますが、ガイドラインってあくまでも「指標」「参考」ですよね。すっかりこの言葉が嫌いになりました。強制力は一切ないのに、水戸黄門の印籠のごとき絶対性を有するようになった。個別の店舗や施設は独自の対策をすればいいのに、とにかく「指示待ち」であり続けた。...