6代目山口組の最高幹部らも「スーパーのポイントカード」「ETCカード」の詐欺容疑で逮捕される時代に

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6代目山口組を狙い撃ち

「ETCパーソナルカードにしろETCカードにしろ、ヤクザは高速道路を通るなということなのでしょうかね。東京では、ETCカードがなければ通行できない出入り口があるということですし、そういった出入り口は増えていく一方でしょう」(同)

 ヤクザの一般道利用頻度があがることが、一般人の安心につながるのかどうかは不明だが、高速道路会社6社は確実に暴力団に対する規制を強めている。

「高速道路を使用することで暴力団の利益供与につながるわけではなく、それでも排除するなら明らかに法の下の平等に抵触するというのがヤクザ側の主張ですね」(同)

 その一方で、「暴力団の追放は徹底すべきで、ETCの利用が生活に欠かせないということではない」との主張が規制側の捉え方だとされる。

「いずれにせよ、捜査当局が6代目山口組を狙い撃ちしていることがよくわかりますね。当局の静止を振り切って抗争を継続する6代目側に対し、その弱体化のため、人・モノ・カネといった全方位的な締め付けを敢行している流れで、当局側のツールとして利用されている1つがスーパーのポイントカードであり、ETCカードなのでしょう」(同)

 暴排条例による包囲網はどんどん狭まっていることは間違いなさそうだ。

デイリー新潮編集部

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