佳子さまが発案者だという宮内庁「SNSで情報発信」プランの心配なところ

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10人ほどのチームに

 宮内庁がSNSで情報を発信していく方針を決めたのは昨年9月のこと。予算がつき、今年の4月に広報室を新設し、本格的に情報発信を展開する準備を整えることになった。そのプランを推進された1人が佳子さまなのだという。

「SNS担当の管理職が新設され、10人ほどのチームを構成し、積極的な情報発信を目指しています」

 と、担当記者。これまでも秋篠宮さまや天皇陛下は、誕生日に際した会見でSNS発信に触れてこられた。

 例えば秋篠宮さまは、各皇族方がアカウントを持って発信する可能性について問われた際に、「皇族のうちの誰かが個人のアカウントで発信しているかどうかということは私は知りませんけれども、恐らく私はやらないと思いますが、そういう可能性も、もちろんあり得ることだと思います」と回答されている。

 一方の天皇陛下は今年の誕生日会見で、「皇室の活動についての情報発信を考えるに当たっては、その前提として、皇室の在り方や活動の基本に立ち返って考える必要があると思います」と述べられた。

難題だらけ

 天皇陛下は続けて、こう発言されている。

「皇室の在り方や活動の基本は、これまでもお伝えしているとおり、国民の幸せを常に願い、国民と苦楽を共にすることであると思います。そして、時代の移り変わりや社会の変化も踏まえながら、状況に応じた務めを果たしていくことが大切であると思います」

「皇室を構成する1人1人が、このような役割と真摯に向き合い、国民の幸せを願いながら1つ1つの務めを果たし、国民と心の交流を重ねていく中で、国民と皇室との信頼関係が築かれていくものと考えております。国民との交流を重ね、国民と皇室の信頼関係を築く上では、皇室に関する情報を、適切なタイミングで国民の皆さんに分かりやすくお知らせしていくことも大事なことであると考えます」

 宮内庁は今年の4月に「広報室」を新設し、情報発信を開始しようと目論むが、そう簡単に事は進まないという。

「限られた文字数で誤解なくメッセージを伝えられるかというのが難題としてあるようです」(前出・担当記者)

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