小室夫妻の警備のために現地で“自警団”が出動中 「週に2回、3時間ほどパトロール」

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3時間にわたってMoMAに滞在

 先述のMETにおいて眞子さんの“後ろ盾”となっているのは、日本美術キュレーターであるジョン・T・カーペンター氏。専門は宸翰(しんかん・歴代天皇の書)という彼のサポートのもと、昨秋にはMETのスタッフと連れ立って、NY市内の有名美術館に足を運び、運営の実務を勉強中とも報じられていた。

 そうした熱意は夫の合格後も変わらないようで、2月のある週末には、昼下がりに一人で美術館を訪れる姿が目撃されている。この日、眞子さんは自宅アパートからほど近いニューヨーク近代美術館(MoMA)に3時間にわたって滞在、美の粋を堪能していたのだった。

「MoMAはロックフェラーセンターから歩いて数分で、小室さんの勤める法律事務所からもわずか2ブロックの位置にあります。10万点以上におよぶ所蔵品は、20世紀以降のモダンアートが中心。ピカソの『アヴィニョンの娘たち』やゴッホの『星月夜』、アンリ・ルソーの『夢』などの名画から、壁に文字を大写しにするような前衛的なインスタレーションの特別展まで近現代のアートを網羅しており、文字通りの“殿堂”です。眞子さんが訪れた日も、常設展示とは別にビデオゲームやデジタル機器の企画展などが催されていました」(前出・現地ジャーナリスト)

 午後のひととき、美に魅了された眞子さんは、鑑賞を終えるといったん帰宅し、小室さんとともに再び外出。いつものように手をつなぎながら摩天楼の街へと繰り出していったのだった。

治安悪化の自宅周辺

 夫婦の思い描いていた「拠点づくり」は順調に進みつつあるわけだが、さる現地の事情通が明かすには、

「実は夫妻は近々、引っ越しを検討しているのです」

 とのことで、

「一昨年11月に住み始めたアパートは当時のレートで家賃55万円でしたが、ワンベッドルームと手狭である上、直後からパパラッチに追われて住所が知られてしまった。日系メディアについては、現地の総領事館と直接取材は控えるという“協定”を結んでいたのですが、小室さん夫妻がその後の取材設定を拒んだことで、取り決めも破棄されてしまいました」

 取材攻勢にへきえきしていたところに大幅増収のめどが立ち、転居が現実味を帯びているというのだ。加えて、以下のような“切迫した事情”も。

「アパートの建つヘルズキッチン地区は、お世辞にも治安のいいエリアではありません。昨年2月には夫妻の自宅前で銃撃事件があり、男性が負傷しています。また5月にも、この地区で2人の男性が撃たれて死亡。さらに8月にはアパートの2ブロック先の路上で、28歳男性と33歳女性が立て続けに刺される事件も発生、近くのホームレス用シェルターに住む男が逮捕されました。このシェルターは、眞子さんが行きつけの高級スーパーマーケットへの通り道にあるのです」(同)

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