中学校襲撃の17歳「猫殺し」少年 叔母が涙ながらに明かす“暴走のきっかけ”「中学受験のプレッシャーで不登校に」
「トイレに『武蔵中学合格』と書かれた紙が…」
「ただ、小学6年生の時に中学受験のプレッシャーで学校に行くのが嫌になってしまったみたいで。その頃から不登校に……。自宅のトイレに『武蔵中学合格』と書かれた紙が貼られていたのを覚えています」
両親の思いを受け、東京の名門男子進学校で、開成中、麻布中と並ぶ“御三家”と称される武蔵中を目指して受験勉強にまい進。だが、思うように学力は伸びず、やがて精神的に追い込まれ、不登校になってしまったというのである。
「親から“学校に行け”と言われるのが嫌だったのか、6年生の時に、さいたま市にある私の両親(=少年の祖父母)の家まで逃げてきたこともありました」
こうして祖父母が心の支えになったらしい。
「両親が共働きでしょう。寂しい思いもあったんじゃないかな。だからでしょうか、学校に行けなくなってからも、おじいちゃん、おばあちゃんの家には時折顔を見せに行ってました。ただ、昨年5月に私の母も高齢者施設に入居しまして、とうとうあの家には誰もいなくなってしまって……」
3月9日発売の「週刊新潮」では、少年が凶行に至った背景や、専門家が分析する「酒鬼薔薇聖斗」との類似性と併せて詳報する。