京都・女子大生タリウム殺人 「舞妓ビジネス」で成功の容疑者、父は“謎の死”を遂げていた
「急に羽振りが良くなった」
「宮本容疑者の会社にアルバイトとして入ってきたのが被害者の浜野さんだった。舞妓がホテルに派遣される際に付き添ったり、会場で司会や音響を担当することもあったようだ。宮本容疑者は既婚者でありながら、夜な夜な美貌の彼女と市内の会員制バーなどで親しく飲み歩く姿が確認されている」(捜査関係者)
そして、20年ごろから宮本容疑者の生活は大きく変化する。「そのあたりから急に羽振りが良くなったように聞いています」とは容疑者を知る別の人物である。
「単価が2、3万円するような高級店に通うようになったんです。京都の高級中華や完全予約制の和食屋、日帰りで北海道にすしを食べに行くこともあった」
時期を同じくして、彼の実家にも“異変”が起きていた。事情を知る関係者が声を潜める。
「実は、彼のお父さんは数年前に“謎の死”を遂げているんです。さらに、3年ほど前から伯母が仕事に就けない状態になっていたと聞いてます」
宮本容疑者は伯母が経営する会社の実権を握ると、驚くべき行動に出ていた――。3月9日発売の「週刊新潮」では、殺人事件の背景に加え、親族を巻き込んだ宮本容疑者の不可解な動きについて詳報する。