「ガーシー議員逃亡」に激怒の警察トップ、にらみをきかせる旅券返納命令と逮捕状
戻ってこない本当の理由とは?
NHK党のガーシー参院議員は、滞在中のトルコで取材に応じ、8日に予定されていた「議場での陳謝」に向けて帰国しないことを明言した。暴力行為等処罰法の常習的脅迫や名誉毀損の容疑がかけられているガーシー議員の一連の言動に警察トップは激怒しており、旅券返納命令や逮捕状が出る可能性があるという。今後のシナリオについて、帰国しない本当の理由と共にお伝えする。
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ガーシー議員は7日、「帰国はしません。はい。今日、チャーター用意していただいた方にもお断りを入れ、“陳謝動画”の方を立花党首の方にお渡ししました」と述べた。
一旦は8日午前10時から、参院本会議で「議場での陳謝」を行うことを表明していたのだが、前言をひるがえしたことになる。
ガーシー議員はその理由について、「やっぱり警察当局も含め、まだ見えない部分が少し多すぎるので」などと語っている。
「まだ見えない部分が少し多すぎる」とはどういうことなのだろうか?
議員の身分を失うことよりも
「帰国して国会に出て頭を下げれば議員の身分を強制的に失うことはありません。しかし、その一方でかけられている容疑でいずれは身柄を拘束される可能性が濃厚だと判断しており、それを回避したいということでしょうね」
と、社会部デスク。
「動画という証拠が厳然としてあるので、ガーシー議員が帰国すれば任意で聴取してそのまま逮捕という流れでした。警察庁の露木康浩長官は、国会のみならず捜査当局を翻弄するかのような言動に激怒していたので、身柄拘束は不可避と見られていました」(同)
参院本会議を欠席すれば、除名もまた不可避となるわけだが、
「議員の身分を失うことよりも逮捕・起訴され、場合によっては実刑判決を下されることの方がイヤだったということだと思われます」(同)
今後の流れについてはどうなるのか?
「旅券返納命令が通知され、20日経っても返納しない場合には自動的にパスポートは失効します」(同)
返納しない者には、5年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金が科せられる。さらに容疑が加わる可能性があるわけだ。
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