【文書捏造論争】「高市vs小西」対決で、高市氏が恨みを買っていた相手とは?

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インパクトに欠ける

 それに加えて、こんな見方も。

「仮に高市氏を辞任に追い込んだところで、確かに岸田文雄首相の任命責任は問われるわけですが、案件としては2014~15年ごろのことでいささか古く、しかも安倍政権時代の話。現政権への打撃という意味ではインパクトに欠けます。そもそも国会でわざわざやる話なのかなあと首をかしげる人もいました。統一地方選や衆院補選が近いとはいえ、蒸し返すにしてもムリ筋ではないかというわけですね」(同)

 もちろん、国会で捏造と断じた高市氏が大臣のみならず議員辞職にも言及したことは大きいわけだが……。

「高市氏か小西氏かどっちが辞めるかというような話が注目される展開になってきていますね。実際にそうなったとしても残るのは虚しさだけという感じもしています」(同)

 林芳正外相のG20欠席問題でも見られたように、とかく本質的な議論とは無関係の小競り合いが目立つ国会審議。もう少し建設的なものであってほしいという国民の願いはかなわないのだろうか。

デイリー新潮編集部

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