NHKは「公共放送」と呼べる存在なのか 早稲田大学教授の鋭い指摘

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 タマゴから電気料金まで値上げ関連のニュースが連日報道されている。

 一方で、昨秋、受信料の1割値下げの方針を発表したのはNHKだ。

「さすがはみなさまのNHKだ」と評価する向きもいるのかもしれない。

 しかし、そもそも受信料というものの正当性を考えるべきではないか、と指摘するのは有馬哲夫・早稲田大学社会科学総合学術院教授だ。公文書の研究で知られる有馬氏は、長年、放送メディアの研究にも取り組んできた。現在の放送法を制定する際に携わったGHQのスタッフらへの聞き取りも行い、貴重な証言を得ている。...

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