開幕わずか15試合で辞任も…あまりに“超短命”に終わった「監督列伝」

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「赤ヘル」生みの親

 今年のプロ野球は、3人の新監督と15年ぶり復帰の阪神・岡田彰布監督が1年目のシーズンに臨む。就任初年度は、よほどのことがない限り、シーズン終了まで任務をまっとうできるはずだが、過去には1年目のシーズン途中に辞任する羽目になった指揮官もいた。【久保田龍雄/ライター】

 実際に指揮をとった監督の中で史上最短の辞任となったのは、史上初の外国人監督として知られる広島のジョー・ルーツである。

 1975年、3年連続最下位に沈んだチームの再建を託されたルーツ監督は、「チャレンジ」をモットーに大型トレードやコンバート、“赤ヘル”の導入などでイメージを一新、「私は1シーズンを広い視野で見たい。...

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