共同通信「第二の桜ういろう」被害者が語った 記者から届いた謝罪文と承認欲求丸出しプロフィール

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 記者による匿名Twitterアカウントの不適切な投稿が問題になっている共同通信で、「第二の桜ういろう」と呼ばれている記者がいる。その匿名Twitterアカウントから誹謗中傷を受け、弁護士に相談して会社に被害と対応を訴えた当事者が取材に応じた。ほんの出来心であったとしても、安易に人を誹謗中傷する投稿をしてしまうと、相応の報いが待っているのである。

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桜ういろう騒動の真っ只中に懲戒処分

 2月中旬、右派論客に執拗に絡む左翼アカウントとして知られていた「桜ういろう」が、名古屋編集部のデスクだったことが発覚した共同通信。実はこの絶妙のタイミングで、同じ共同社内で、匿名Twitterアカウントの利用が問題視され、懲戒処分を受けた記者がいた。

 関西地方に勤務している30代男性のA記者だ。2月17日、同社はA記者を〈外部の1個人を根拠もなく誹謗中傷する内容を投稿した〉として、「けん責」の懲戒処分としたと社内で発表した。

 Aの匿名アカウントから誹謗中傷を受けたと明かすのは、都内の公的機関に勤務するBさん。ダイレクトメール(DM)で取材を申し込むと、Bさんは「SNS上で被害が深刻化している誹謗中傷の実態を世間に知ってほしい」という思いから取材を受けてくれた。

 はじめに断っておくと、A記者がやったことは桜ういろうと比べるとそこまで悪質とは言えない。だが、社会人としての「一線」は越えていた。いま社会では、記者に限らず安易にSNSで他者を攻撃する人が増えている。エスカレートすると、被害者が追い込まれて自殺するケースもある。そして、それがバレた時、A記者のように一瞬にして社会的信用を失ってしまうのだ。

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