NHK「船岡容疑者」からのストーカー行為「被害女性アナ」が評価されていた理由

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上層部の「推し」

「彼女は元々ディレクター志望で、そこからアナウンサーに転じた経歴の持ち主です。表に出ようと思ってきたタイプではないので地味な印象で、そういうバックグラウンドに対して同じ女性アナたちの中には“私たちとは違う世界の人”と見る者も少なくなかったと聞いています」(同)

 また、ここ最近まで実質的なトップを務めてきた正籬(まさがき)聡・前副会長の「推し」が強かったと指摘する声も。

「今回の件に限らず、アナウンサーについては上層部の好き嫌いが起用に反映されてきた印象がありますね。中でも正籬副会長は結構ミーハーなところもあって、被害を受けた女性アナのことがお気に入りだったとの説が聞こえてきます」(同)

 かつて思いを寄せ、少なくとも船岡アナから見ればその思いが通じたと思える時期もあったであろう相手が、上層部や視聴者から高評価を得て、順調にステップアップしていくのは、普通の精神状態ならば喜ばしく思ってもいいことだろう。
かつて目をかけた後輩が出世することは、先輩としても鼻が高い……そのように捉えることだってできたはず。

 しかしその順風満帆な様子が、憎悪や嫉妬を一層かきたてたのだとすれば、女性アナにとっては何とも気の毒な話である。

デイリー新潮編集部

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