ドラマ「罠の戦争」は自民党への皮肉なオマージュか 政界の闇をリアルに表現する役者陣に注目
失言というか暴言、口利きというか収賄、隠蔽(いんぺい)というか隠滅。永田町に蔓延(はびこ)る悪行三昧を「中の人」である秘書が暴く。愛する息子を突き落とした犯人と、それを隠蔽する黒幕に復讐を誓って。草なぎ剛が久々に帰ってきた戦争シリーズ第3弾「罠の戦争」。ここまでくると、自民党パロディーというか皮肉なオマージュか。
草なぎ演じる鷲津は、政治家としての資質も能力も欠如している割に内閣府特命担当大臣に就任しちゃった犬飼(本田博太郎)の敏腕第1秘書だ。...