ダウンタウンにすがるやらかし芸人「5人」の今後 復活のメドがなかなか立たない2人

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見通しゼロの芸人

 TKOの場合、20年3月に木下隆行がパワハラ騒動で、昨年7月に木本武宏が投資トラブルで、所属事務所の松竹芸能を退所。今年1月に木本が謝罪会見を開き、2人はコンビでの芸能活動を再開した。

「木本さんの金銭トラブルが完全に解決するには、まだしばらく時間がかかるようです。とはいえ、解決さえすれば問題がなくなるのも事実です。今は舞台や営業の仕事で何とかしのぎ、タイミングを見計らってダウンタウンの番組に出演、という見通しになると考えられます」(同・関係者)

 一方、復帰の見通しが全く立っていない芸人もいる。1人目は不倫報道と交通事故が問題視されている天竺鼠の瀬下豊だ。

「瀬下さんは昨年3月、週刊文春に不倫が報じられ、さらに4月にも同じ文春に別の不倫が報じられました。さらに今年1月、自動車事故で禁錮10カ月、執行猶予3年の判決が下ったことが明らかになりました。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日テレ系列・日曜・23:25)に出演する予定だったのですが、判決の影響でカットされてしまいました」(同・関係者)

準備万端の渡部

 見通しの立っていない芸人の2人目は、もちろん渡部建だ。渡部も2020年の大晦日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特番で禊ぎを果たす予定だったのだが、情報が漏れたことで出演シーンはカットされてしまった。瀬下と似た展開だったことになる。

「渡部さんも千葉テレビやABEMAの番組には出演しており、民放キー局への復帰に向けて着々と準備を整えています。千鳥の大悟さん(42)とノブさん(43)、東野幸治さん(55)も応援しているという話はよく知られているのですが、なかなかきっかけが掴めません。その一方で、もしダウンタウンの番組への出演が実現したら、一気に他のバラエティ番組も追随する可能性があります」(同・関係者)

 それにしても、これほどにダウンタウンの番組が“禊ぎ”として機能しているとなると、理由を知りたいという人も多いだろう。

「まず普通のバラエティ番組だと、スポンサーの反発や視聴者の批判が怖くて不祥事芸人を使う勇気がありません。一方、ダウンタウンの2人は、テレビ業界で大きな影響力を持っています。スポンサーや視聴者の異論を抑えるだけの力があるのです」(同・関係者)

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