「2代目が見つかったら泣いてしまうかも」 文筆家・門賀美央子がどこに行くにもスリッポンを履く理由
40代から実用性重視の靴を選ぶように
『死に方がわからない』『自分でつける戒名』『ときめく妖怪図鑑』『ときめく御仏図鑑』『文豪の死に様』などの著書で知られる、文筆家の門賀美央子さん。山坂の多い横須賀暮らしの彼女が、愛用する“あるもの”との別れから得る、人生の箴言とは、いったい?
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若い頃はそれなりに靴のおしゃれも楽しんでいたが、40代に差し掛かった頃からめっきり実用性重視になった。6年前に横須賀に引っ越してからはそんな傾向に拍車がかかり、今ではもっぱらスリッポン系の軽量靴ばかり愛用している。...