王室批判で200億円超を荒稼ぎ! ヘンリー王子の“暴露本”で戴冠式への出席はどうなる?

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お金の使い道

 この戴冠式には、ウィリアム皇太子夫妻と親交のあるトム・クルーズも出席の意向をみせているのだが、セレブ志向のメーガン妃はといえば、

「当日はちょうど長男アーチー君の誕生日。メーガン妃はカリフォルニアの自宅でお祝いするために欠席するのではとの見方もあります。ヘンリー王子についても、ロンドンに短時間滞在して米国へとんぼ返りするプランが取り沙汰されている。ただし、王子は出席の条件として『座席』『称号』を挙げているとされています。注目される位置に座ることができ、かつ称号を剥奪されることがない──こうした約束を取り付けた上で参列するとささやかれているのです」(同)

 再び多賀氏が言う。

「チャールズ国王個人は招待するとしていますが、王室全般からすれば“二人とも来ないでほしい”というのが本心です。国王の晴れの舞台で、お二人に注目が集まってしまうのは避けたいところでしょう。昨年9月のエリザベス女王の葬儀では、メーガン妃が録音機をしのばせて参列し、ひそかにテレビクルーまで引き連れてきたこともあり、王室内では非常に反感を買ってしまいました」

 現に「メールオンサンデー」は、ウィリアム皇太子の胸中として、この式典を利用してヘンリー王子が、たとえば夫妻でロンドンの貧しい地区を訪ねるなど、戴冠式のインパクトを台無しにするような「スタント」(離れ業)をやってのけるのではないかと危惧していると報じている。

「“王室批判ビジネス”に夢中な夫妻が、欠席というのは考えにくい。となるとまたひと波乱ありそうですが、気になるのはそうして手にしたお金の使い道です」(同)

報酬は約220億円

 王室離脱後、夫妻はネットフリックスや音声配信サービス「スポティファイ」と契約。報酬はあわせて現在のレートで約220億円とされ、

「お二人は『警備費用に充てる』などと言っていますが、到底使い切れる額ではありません」(同)

 そこで現実味を帯びてくるのが、メーガン妃の政界デビューだという。

「彼女は、子供の頃から歯ブラシを手に大統領の指名受諾演説を練習していたという友人の証言があります。かねてヒラリー・クリントン氏やミシェル・オバマ夫人にも接近しており、また昨年暮れにはバイデン大統領の妹からも『いい候補者になる』と太鼓判を押されている。俳優から大統領になったレーガン大統領の例もあり、米国初の女性大統領とならないとも限りません。大統領選活動には多額の資金が必要なので、そのための蓄財ととらえる向きもあります」(同)

 末恐ろしいシミュレーションではあるが、そこは常識にとらわれない振る舞いを重ねてきた王子夫妻。もう何が起きてもおかしくないのだ。

週刊新潮 2023年2月23日号掲載

特集「どうなる戴冠式!? 英王室と確執でも200億円超荒稼ぎ ヘンリー王子『暴露本』の余波」より

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