ミサイル発射で北朝鮮の脅威を宣伝している場合ではない…彼らの“本当の弱さ”に目を向けるべきだ
英語の表現で恐縮だが、「No God but God」という言葉がある。そのままでは「神はいない、しかし神はいる」となるが、イスラムで「アラーの他に神はなし」と言う時の英語表現だ。北朝鮮のミサイル発射に、これを応用すると「(表面的には)脅威だが、(真の)脅威ではない」となる。
北朝鮮は2月18日に、12発目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を行った。20日には、長距離砲も発射した。ICBMの在庫が少ないから連発するのは無理で、短距離ミサイルも発射できない事情が見える。...