愛人と地下壕でパーティー 四面楚歌のプーチンは「身体的にも、精神的にもガタがきている」

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愛人と新年のパーティー

 筑波大学の中村逸郎・名誉教授(ロシア政治)は、四面楚歌のプーチンについて「身体的にも、精神的にもガタがきているのは明白です」と述べる。

「かねて報じられているように、がんやパーキンソン病を患っている可能性が高い。また、精神状態も乱高下しています。最近では、1月に開かれた閣僚会議でのシーンが話題を呼んでいます。ロシアのテレビで流されたその映像を見ると、戦地への兵器輸送がうまくいっていないことについて、“何をやっているんだ、バカ野郎!”“ふざけるな! ひと月以内に終わらせろ!”などと副首相に怒鳴り散らしているのです。これを受けて記者から質問された報道官は、“日常的な光景だ”と言ったとか」

 また、ウクライナの攻撃を恐れてクレムリンを離れることも少なくなく、国内にある邸宅や地下壕などを転々としているという。名越教授によれば、

「政権の内情に通じているため、専門家も注目する『SVR将軍』なるSNSアカウントがある。その投稿によれば、地下壕を含めて幾度も居場所を変えるため、“塹壕じいさん”と呼ばれているとか。正妻と離婚して現在、独身のプーチンは、新体操の五輪金メダリスト、アリーナ・カバエワを愛人にしているといわれています。昨年には子を宿したとの情報もありますが、プーチンは新年もウラル山脈周辺のバンカー(地下壕)で迎え、その席には彼女もいて、たくさんのごちそうとケーキが供されたとも投稿されています」

 2月22日発売の「週刊新潮」では、暴挙から1年経ち、いよいよ終末に近づきつつあるプーチンの現状とロシアの暗い将来について多角的にレポートする。

週刊新潮 2023年3月2日号掲載

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