なぜ日本で深刻な「パイロット不足」が? JAL元機長は「教育が長すぎる」

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 大勢の命を預かる旅客機のパイロットになるには今も昔も難関が待ち受けている。ところが、国土交通省が、その資格を取得するのにかかる時間を大幅に短縮する方針だという。そもそも、旅客機のパイロットになるまでどのぐらいの訓練と試験が必要なのかというと、

「第一関門として小型機の事業用操縦士の資格を取るところから始まります。一般的には、単発機の操縦訓練を10カ月行ってからまず試験を受け次に双発機の訓練3カ月を経てまた試験。そして計器飛行の訓練を3カ月受けて、もう一度試験に合格しなくてはいけません」(国交省航空局の担当者)
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