「魔将」と呼ばれたヤクルトの助っ人、「ガイエル」が発揮した“特殊能力”
“魔空間”を自在に操る
超能力や異次元などの超常現象は、科学が発達した現代においても、未だに謎が解明されていない。今から10年以上前のプロ野球界にも、「“魔空間”を自在に操る」として、コアなファンの間で信奉され、“魔将”と呼ばれた外国人助っ人が存在した。【久保田龍雄/ライター】
助っ人の名は、アーロン・ガイエル。2005年にロイヤルズ傘下の3Aで30本塁打を記録した左打ちの外野手は、ヤンキースに移籍した翌06年には、負傷離脱した松井秀喜に代わって44試合に出場、打率.256、4本塁打、11打点の成績を残した。...