天然ガス価格は暴落でも、なぜガス代が高騰? 料金を節約する方法は?
ガス代を抑える節約術
要するに、天然ガスが暴騰するとガス代はあとから値上がりし、逆に急落したときも、ガス代はゆっくり下がる。最近のガス代は天然ガスがまだ高かった頃の値段というわけである。同協会によると、この仕組みはガス代の急騰で家計が打撃を受けないためにあるが、値上がりそのものは避けられない。節約アドバイザーの和田由貴氏が言うのだ。
「ガス代を抑えるためにはお湯の使い方を考えなくてはいけません。家庭で使用するエネルギーの3分の1は給湯器に使われ、またお湯と水ではコストが3倍違う。今の季節、私たちは何かと給湯器を使いがちですが、食器の簡単なすすぎなど、水で済ませられるものは水で済ませる。水栓のシングルレバーを閉めるとき“水”の側にしておくだけでもガス代に違いがでます」
天然ガスが再び急騰しない限りガス代が元のレベルに戻るのは6~7月あたりだとか。
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