「NHK青井アナ」と「テレ東相内アナ」結婚でも、NHK内部が不思議と盛り上がっていない理由とは?

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バラエティから報道へ

 言い間違いや演技力などについては、重箱の隅を楊枝でほじくるような指摘に見えなくもない。しかし、民放ならいざ知らず、気象や災害報道はNHKの一丁目一番地だけに、そこでのミスには厳しい目が向けられるのが常のようだ。

 今でこそ報道の顔を務める青井アナだが、元々はバラエティ番組を担当してきた。

「甘い顔なので視聴率が取れそうに見えますが、もちろんそんな甘い話はありませんよね。問題は、スタッフ受けまで良くないところがあって、徐々にプロデューサーから使われなくなっていったのです。それもあって2度目に大阪放送局へ赴任していた途中から、報道に担務が変更になったのです。本人の意向もそれなりに強かったと聞いています」(同)

 2017年4月からは東京へ戻り、「ニュースチェック11」のメインキャスターを2年務めた。

「報道の顔として育てたいということで色々とトライしてもらっていたのですが、このままだと難しいよねという空気ですね。本人もそんな雰囲気を感じているとは思いますが、とはいえ民放でやって行けるかというと、まだそこまでの実力はないとも言われています」

男性エース候補は?

 NHKは和久田麻由子アナを筆頭に女性アナに関しては人材が豊富に映るが、このところ男性アナに関しては育成がうまくいっていないというのが内部での評価なのだと、この局員は語る。

「“なかなか(人材が)いないよねぇ~”というのが最高幹部の間では共通認識のようですね。武田真一アナ(55)は2月で定年退職してしまいますし、彼に続くエースがいないのは事実。エース候補だった“麿”こと登坂淳一アナ(51)も随分前にいなくなっていますしね。今、名前を挙げるとしたら、高井正智アナ(43、ニュース7のメインキャスター)、井上裕貴(38、首都圏ニュース845の金曜キャスター)あたりでしょうか」(同)

 他には、同じく「首都圏ニュース845」を今年4月から担当予定の佐藤龍文アナ(46)や、現在ニュース7でキャスターを務める瀧川剛史(41)が報道部門からは評価が高いという。

 結婚を機に「化ける」というのは、スポーツ選手などではよく聞く話。すでに看板番組のメインキャスターの座は得ているわけだが、さらに飛躍するきっかけとなるかどうか。

デイリー新潮編集部

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