日本郵便と製造業の不二越が最低評価…賃上げ実現のために政府がやるべきこと

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「日本は低賃金国だ」との認識が国内外で広まっている。

 日本の賃金は20年以上にわたって停滞してきた。その結果、日本の賃金は、経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国の中で24位と落ち込んでいる。

 デフレ下で実質賃金がプラスになったせいで、日本では賃上げへの取り組みが他国に比べ活発でなかったことが災いした形だ。

 だが、昨年12月の消費者物価指数(CPI)が前年比4%増と41年ぶりのインフレになるなど、足元の環境は大きく変化しつつある。
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