【王将戦4局】レジェンド・羽生九段が完勝 藤井五冠は対局後に異例の発言

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 2月9日、10日の両日、東京都立川市の「SORANO HOTEL」で将棋の第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第4局が行われ、挑戦者の羽生善治九段(52)が藤井聡太五冠(20)に107手で完勝し、2勝2敗のタイに戻した。藤井が2時間24分もの大長考の末に決断した1日目の封じ手が、大きな失敗だったようだ。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

 対局後、羽生は「駒損しているので、ゆっくりしてはやられるので、攻めるしかなかった。『4二銀不成』で詰めろ(次に何もしなければ詰まされる状態)をかけて流れがよくなった。...

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