キムタクが主演作の宣伝に奔走する理由とは? バラエティー番組出演、舞台あいさつを連発
「失敗は絶対に許されない」
織田信長を演じた主演映画「レジェンド&バタフライ」に懸ける木村拓哉(50)の意気込みは、並々ならぬものがある。公開前から舞台あいさつで全国4都市を回り、公開後の2月5日には新宿バルト9で“大ヒット御礼舞台あいさつ”まで行った。キムタクが宣伝に奔走する理由とは?
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約46万人の観客を集めた昨年11月の「ぎふ信長まつり」参加に始まり、年が明けてからはテレビのバラエティー番組に連日のように登場、映画の宣伝に努める。公開が迫った1月下旬には3日間のうちに先行公開のあった名古屋、岐阜、福岡、京都の4都市で舞台あいさつを敢行。さらに公開後の2月5日には新宿バルト9で“大ヒット御礼舞台あいさつ”まで行った。
天下のキムタクが映画の宣伝にここまで奔走する理由は何か。そこには配給元の東映の事情がある。
「製作費20億円を投入し豪華キャストを起用した『レジェンド&バタフライ』は東映にとって70周年記念作品で失敗は絶対に許されない。幸いなことに滑り出しは好調で、公開初週の邦画興行ランキングでは1位、興行収入は公開9日間で10億円を突破しましたが、東映が最終的にもくろむ興行収入は50億円ともいわれています。今後はどれだけリピート客を呼び込めるかにかかっているのでは」(映画ライター)
という声も。緒戦は勝利といっていいというところだろうか。
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