「笑点」新大喜利メンバー、春風亭一之輔がトンデモない時期に年賀状を送った意図
一之輔からの年賀状
一之輔が新メンバーに加わった2月5日の「笑点」の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)は、世帯15・8%、個人9・8%だった。前週の世帯14・9%、個人9・1%より上がっている。
「1月30日から2月5日の週は、全民放の番組中、1位が『笑点』、2位が『イッテQ!』、3位が『バンキシャ』と、日テレの日曜日が視聴率トップ3を独占しました。『笑点』はコア層で見ても4・2%と、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の3・1%、『ポツンと一軒家』(テレ朝)の1・7%を大きく上回ったのです」
高齢者向けの番組ではなくなったわけだ。
「この結果に日テレ上層部はかなり満足しているようです」
よくぞ一之輔を口説き落とした。初回から桂宮治とのバトルも見られ、番組全体が若返った印象が強かった。
「桂歌丸VS三遊亭小圓遊から歌丸VS円楽へと続いたお決まりのバトルの復活も期待できます。そこに昇太が加われば、面白くなりそうです」
それにしても、発表まで情報が全く漏れなかったのは大したものだ。
「本当に一部の番組関係者しか知りませんでした。あの箝口令は大したものです」
前出の落語通が言う。
「そういえば、一之輔からの年賀状が、今年は正月に届かなかったんですよ。ようやく届いたのが2月4日、『笑点』放送の前日でした。もちろんレギュラーについては触れてませんが、“忙しい1年になりそうです”とありました。レギュラー発表前に年賀状を出すのがはばかれたのかもしれません」