鮎川誠氏の葬儀直前に起きた“トラブル”を当事者が明かす なぜ葬儀場が変更に?

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会場が変更になるトラブル

 実は、葬儀の数日前には、会場が急遽変更になるというトラブルが発生していた。

〈2/4まで、3日弱しかないのに森巌寺さんに、ドタキャンされました。報道されすぎていて不安になったということが理由だそうです。そんなのって、ひどくないですか?〉(長女・陽子氏のツイッター)

 一方で、予定会場だった森巌寺に事情を尋ねると、

「8年前、シーナさんの葬儀をうちで行っていただいた際に、家族葬を予定していたのですが、ファンの方々が大勢駆けつけてしまって、境内や道路などの空間の確保が困難でした。今回も当初は家族葬で、とのことでしたが、ニュースで大々的に日時などが報道されたものですから、ドタキャンというわけではなく、うちで実施は難しいかなと丁重にお断りした次第です」

 と困惑気味に語る。

 小さな会場でライブをやろうとしたら、客が集まり過ぎて大変なことに、というようなものだろうか。紆余曲折あったものの、開催されたのは、賑やかな“ロック葬”。このくらいのトラブルを吹き飛ばすのがロックンロールというものかもしれない。

 シーナ&ロケッツの曲が盛大に流れ、受付には愛用のバイクや車が飾られた。個性的な服装の弔問客に溢れた自由な葬儀の雰囲気を、鮎川氏も天国で満足げに見ていることだろう。

撮影・本田武士

週刊新潮 2022年2月16日号掲載

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