女性用風俗はどんな人におすすめ? セラピストの採用基準と驚きの「実技指導」とは? 大人気店をプロデュースするしみけんが明かした舞台裏
「男性経験のない利用者」も結構多い
お店の利用者は20代~70代と幅広く、一番多いのは30、40代ですね。属性もバラバ
ラで、主婦の方だったり、会社員の方だったり。意外と思われるかもしれませんが、男性経験がない方も多くいらっしゃいます。初めて好きな人とするときに失敗したらどうしよう、と悩んで「初めての性はプロに任せよう」と考えて利用してくれる女性もいらっしゃいます。
男性用風俗の利用者は「すっきりしたい」という人が多いと思いますが、女性用風俗の場合は「過程を楽しみたい」という方も多くて、まずデートから、恋人みたいに甘く抱き合うだけで、というお客様もいらっしゃいます。
女性の性は男性よりもずっと深く、複雑で、個々のニーズには幅があり、リードされたい人もいれば、自分の技術を磨きたい人、パートナーとはできないプレイを楽しみたい人、心の安らぎを第一に求める人もいて、どんなご要望にもお応えできるプロフェショナルなセラピストを育てています。
ご利用の方から感謝のご連絡が僕宛てに直接届くこともあります。拝見すると「コンプレックスがあった自分をセラピストがありのままに受け入れてくれて自信が持てるようになった」という声も多いです。僕は、ありのままの裸の自分をさらけだせたら、女性はより美しく輝けると思いますので、僕の店では女性の繊細で複雑な性を受け入れられると思える人材しか採用しません。
セラピストに向いている人とは?
セラピストはSNSで募集をかけています。1回の募集で200名前後の応募がありますが、採用するのは100人に1人くらいでしょうか。かなり厳選して採用していると思います。
一番の採用基準は、もちろん容姿や清潔感は最低要素としてありますが、会話の主語が「僕」か「僕以外」どちらなのかということを見ます。主語がいつも「僕」の人は、「僕は性欲が強いです」「僕は女性が好きです」とアピールしますが、僕ではなく、主役である「女性」を喜ばせたい、安らぎを与えたいというモチベーションを持っている人を採用しています。
セラピストに向いているのは、女性の話に耳を傾けて、その女性の持っている悩みや、欲望を引き出して、それに寄り添い、なにかしらの結果を出せる人だと思います。
[2/3ページ]