女性用風俗はどんな人におすすめ? セラピストの採用基準と驚きの「実技指導」とは? 大人気店をプロデュースするしみけんが明かした舞台裏

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自分の「クローン」をつくれたら

 近年、密かな注目を集めている女性用風俗。女性用風俗店「スイートスポット」を経営するセクシー男優・しみけんさんにインタビューを行い、セラピストの採用基準や研修の内容、どのような女性に利用してほしいか、などを赤裸々に語ってもらった。

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「女性用風俗」をやろうと決めたのは2021年の春。その年の9月に開業しましたが、きっかけは、僕は仕事柄、女性から性の悩みを相談されることが多くて、そんな女性の悩みやコンプレックスに対して、自分の経験が何か役に立つこともあるのではという思いからです。

 本当なら僕が一人一人の方のお相手をしたい(笑)のですが、体はひとつしかないので、僕の持つ知識や技術、経験をセラピストに伝授して、自分のクローンをつくれたら、少しは悩める女性の方々のお役に立つのではと考えました。

性生活が充実している人はQOLが高い

 最近、女性用風俗の認知が高まってきているのを日々実感しています。背景には「女性も性を楽しんでいい」という本来当たり前の価値観が、ようやく広まってきたことにあるように思います。性ってすごく大事なものだし、楽しいものだし、周りの人を見回してみると、性生活が充実している人はQOL(クオリティー・オブ・ライフ)も高いと感じます。

「女性は性欲を隠すべき」という謎の昭和的価値観があったと思うのですが、SNSなどの普及によって、本来オープンな場では話しにくい性の話題も可視化されるようになってきました。結果として、女性が風俗を使うのは変なことじゃない、楽しそうだと思う人も増えてきたのだと思います。

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