参政党「神谷氏」の目前でNHK党が“迷惑運動” JR桜木町駅前で記者が見たおぞましすぎる光景とは

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投下される下ネタ

 さて、2月8日に開かれた、参政党の演説会に話を戻そう。はじまる前から規制線の内側に乱入した黒川幹事長だったが、参政党スタッフに囲まれてしまい、渋々いったん外側に出ると、こんどは制服を着た10名以上の警察官がやってきた。

 黒川幹事長が警察官に対して、「あそこ(規制線の内側)に入ることの違法性はあるんですか。これはただの政治活動。なぜ、警察があそこを囲うんですか」とつっかかると、「不法事案のおそれがあります」「警察法の第2条です」と返される。

 納得がいかない黒川幹事長は、「本当にだめなんですか」「場合によっては警察を訴えますよ。大丈夫ですか」「政治活動の自由の妨害になる可能性があります」と食い下がるが、結局、「大丈夫です」と言われた。

 徐々に聴衆が集まる中で、次に黒川幹事長は拡声器を使い、「神谷さんは友人に“俺はイケスを囲っているんだよ”と発言したといいます。これは複数の女性と不倫をしているという証言ですが、私たちは不倫自体が悪いと言っているのではございません。さまざまなご事情があるでしょう。しかし、イケス不倫とは女性を魚類と見なしているわけです。こんな女性蔑視をしているのは、国会議員にはふさわしくない」と下ネタを投下。

 他にも、黒川幹事長やその取り巻きたちは1億円の損害賠償 請求の件などを騒ぎ立てるが、参政党支持者は演説会がはじまるまで、一様に目線を合わせず無視。真っ昼間の横浜のド真ん中は、異様な状況となった。

NHK党に見解を求めると…

 12時になると、会場には100名ほどの聴衆が集まり、神谷氏をはじめとする計4名の主要な党員が街宣車の上に登壇。参政党代表の松田学氏、共同代表の赤尾由美氏、アドバイザーの吉野敏明氏、神谷氏の順で演説が行われていくその間、黒川幹事長は、「質問に答えろ~!」「論破してみろ~!」などと絶叫を繰り返した。

 しかし、途中から拡声器の調子が悪化し、黒川幹事長の音声が途切れとぎれで何を言っているのかが聞き取れなくなる。聴衆の多くは参政党の支持者で、「うるさい」などと声を上げていく。

 演説会も終わりに近づいた頃、壇上の神谷氏が、「こんな人たちに負けるわけにはいかない。自分たちが正しいと思うなら国民に訴えろ。我々はあなた方と対等に話すレベルじゃない」と発言すると、会場は拍手に包まれる。それでも黒川幹事長は、「イケスって何か答えろ~!」と叫び続け、最後は車に乗り込んで帰っていく神谷氏を、「おい、イスラエルの犬~!」と怒鳴りながら追いかけていったのだった。

 この日の活動についてNHK党に見解を求めると、立花党首自ら、「迷惑行為であることは理解できるが、落選運動は法的に認められており、正当な政治活動です。警察が出動したとのことですが、それはあくまでも警護が目的でした。参政党が我々の政治活動を不当な妨害行為と言うのなら、どうぞ法的措置を講じてください」と述べた。

 両党の関係修復はもはや不可能だろう。

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