ミタパンはなぜアヤパン、カトパンに肩を並べることができなかったのか

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祖父に泉ピン子も頭を垂れる

「料亭として初めてミシュランの三つ星を取った店としても知られますが、ランチの安いコースでも19800円という高級店です。3代目社長が彼女の父親である三田芳裕氏で、明治座の社長、日本料理文化振興協会の代表なども務めています」

 玄冶店 濱田家のホームページを覗くと、三田アナの母・啓子さんがご挨拶をしている。彼女の美貌は母譲りであることがわかる。

「芳裕氏の父・政吉氏は、東京大空襲で焼失した明治座の復興に関わった人で、財界人、文化人として活躍し、名誉都民にも選ばれた。両親が忙しかった三田アナは、子供の頃、このおじいさんと過ごしたそうです。2006年に亡くなりましたが、築地本願寺で行われた告別式の葬儀委員長は石原慎太郎氏でした。明治座を復興させた人ということで多くの芸能関係者も参列し、出棺の際には明治座に立ち寄り、その日、千秋楽を迎えた舞台『渡る世間は鬼ばかり』に出演していた泉ピン子らが見送ったそうです」

 そういえば、「Mr.サンデー」で三田アナの挨拶が行われる前には、石原慎太郎夫妻の特集が組まれていた。もちろん彼女との関係には触れなかったが……。

「三田アナがどこまでも上品だったのは、希代のお嬢様だったからでしょう。視聴者が求めている、はっちゃけ感や下世話感は皆無でした。だからこそ、宮根アナも『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系・読売テレビ制作)で丸岡いずみアナ(51)をイジり倒すようなことは『Mr.サンデー』ではしなかった。ともあれ、実家が大金持ちなら、フリーアナウンサーの“座席争い”などに参加する必要もありません。幸せな後半生を願うばかりです」

デイリー新潮編集部

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