リブゴルフ選手に嫌がらせ? PGAツアーとの対立深刻化で噂される「奇妙な事件」の数々

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挨拶を無視?

 昨年6月にリブゴルフが創設されて以来、PGAツアーとの確執は、しばしば双方の選手同士の確執に置き換えられる形で取り沙汰されてきた。

 リブゴルフ選手はPGAツアーには出場できない状態だが、欧州のDPワールドツアーには出ることができる。

 DPワールドツアーの2023年開幕戦、ヒーロー・ドバイ・デザートクラシックでは、PGAツアーのロリー・マキロイとリブゴルフへ移籍したパトリック・リードの大人げないケンカが大きな話題になった。

 久しぶりに同じ土俵に立つことになったリードは、開幕前、練習場で球を打っていたマキロイの打席に歩み寄り、「ハロー!」と声をかけた。

 マキロイのキャディは「ハロー」と返して握手をしたが、マキロイはリードに背を向ける格好で打席にしゃがみ込み、完全無視。するとリードは不愉快そうな表情を浮かべ、その場を去ろうと歩き出したのだが、振り向きざまに手にしていたティペッグをしゃがんでいたマキロイに放った。

 そのティペッグは、リードのリブゴルフにおけるチーム名やロゴが記されたオリジナル・グッズだったそうで、リードは「ほんのジョークだよ」と振り返る。そのときの様子を捉えた動画を見る限り、たしかにリードはティペッグを軽く放った程度だった。

 しかし、目撃談などを交えて世に広まった話は、「リードがマキロイにティを投げつけた事件」、名付けて「ティーゲート事件」となった。

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